第5回作陽音楽コンクールピアノ部門で小学4年生の石賀美結ちゃんが金賞を受賞されました。
厳しい評価を承知の上で古典派の名曲、モーツァルトのソナタでエントリーしましたが、<小学4年生~6年生部門>の中で4年生の美結ちゃんが金賞をいただいたニュースは嬉しかったですね~
美結ちゃん、本当に良く頑張りました。おめでとう!
コンクールは夏から秋にかけて各楽器部門で多く催されます。
コンクールご出場に関しては積極的に薦める先生、そうではない先生、色々おられます。
やはりご出場されるからには何らかの賞を狙ってチャレンジされる方がほとんどなので、ものすごく練習に打ち込まれるわけです。
挑戦することに意義があると思ってエントリーしても、向上心がある以上、受賞したいと思うのは当たり前のこと!
受賞するまでの大変な道のりを思いますと私からコンクールに出てみませんか?とお勧めすることはありませんが、お子様が出たい、お家の方からも挑戦させてみたい~とご相談があった場合は全力でご指導させていただきます。
熱心に練習に取り組まれるお子さんが素晴らしいのはもちろんですが、学校の宿題や他の習い事とのバランスをうまくはかりつつ、ピアノの練習時間を確保されるお家の方のご協力にも本当に頭が下がります。
ピアノのコンクールに限らず、たとえばバレエや少年野球などのスポーツ競技でも、お子様が小さいうちは、お家の方のお力添えが多く求められるものですよね。
親として見守った立場も経験しているので、よくわかります。
さて、この夏は<第28回門下生コンサート>開催からコンクール指導などなど、ピアノレッスンだけでも目まぐるしく過ぎた感じがいたします。
そして迎えた9月。
残暑厳しいと言われつつ、心地よい秋風を感じる瞬間もございます。
夕方5時を過ぎるとレッスンスタジオの門灯を付けるようになりましたし、季節の移ろいを感じます。
小学校の行事として<音楽発表会>が多く開催される季節に突入し、ピアノ伴奏者として選出をかけたオーディションのお手伝いも始まりました。
結果も大事ですが、伴奏者に立候補する心意気が素晴らしい~と思います。
四季を通じてピアノの学びは尽きません。
(近藤直子)