熱中症や夏風邪も含め体調不良の方の(念のための)ご欠席連絡や、夏休み中のご家族イベントによるお休み連絡が入ってきている中で、
全レッスン生の皆様には8月中の後半2回のピアノレッスン(曜日によっては3回)を、【リモートレッスン】の形に変更させていただくことといたしました。
アデノウイルスによるプール熱など夏風邪の流行るこの時期は、特に未就学児~小学生のお子様の発熱も珍しくありません。
今は感染防止対策上、軽い風邪の初期症状でもレッスン室への出入りをご遠慮いただいているため、お子さんは元気なのに(コロナではないのに)レッスンに行けない~ということになってしまいます。
そのたびに「お休み」では学びが進まず残念です😢
そういった事情の生徒様のためにも<リモートレッスン>が役立っているようです。
家族旅行などでお休み予定だった方も、ぜひリモートレッスンで!
当教室のリモートレッスンは、zoomカメラを使った形ではなく、演奏動画をお家の方のご都合の良いタイミングでiPhoneなどで録画いただき、私のLINEにを送っていただく形です。※ピアノコンクールでよく行われる『動画審査』の形と同じです。
お送りいただいた動画をパソコンやスピーカーに繋いで繰り返し聴いて→指導をまとめ→編集ソフトを使って楽譜画像に書き込んで→返信となります。時にはこちらからも動画やボイスメモでお返事します♡
zoomですと、各ご家庭で録画の環境を整えるのに大変ですし、けっこう生活音やご弟妹の泣き声などがピアノの音と同じレベルで入ってくるため、集中して指導がなかなかできず・・・(他教室の先生方もzoomを使用する🎹レッスンの限界を感じ、だんだんzoomレッスンがなくなってきているようです涙)
演奏の通し動画ではなくあらかじめ曲想に合わせて各番号ごとに区切っているので(リモートレッスン用にお子様の楽譜に動画番号を書き込んでいます)、部分的に演奏をお送りただくことで細やかな指導ができます。
譜読みのチェックが一通り終わり、クラッシック音楽の基本である『楽譜に忠実に(作曲者の意図に忠実に)演奏すること』ができるようになったら、そこからは生徒さんのオリジナリティを加えて仕上げていきますので、曲の仕上げはなるべく対面レッスンで。
指導は通常レッスンより労力と時間がかかってしまいますが、このような形でのフォローを保護者の皆様に喜んでいただいていることと、
録画のためにお子さん自身が何回も弾き直し&撮り直しをリクエストするため、いつもより練習時間が増えたという良い点もうかがえるようで、そんな話を伺いますと、こちらも頑張れます。
ぜひリモート形態ならではの利点を上手に使っていただけたらとおもいます。
保護者の皆様には録画のご面倒をお掛けしますが、引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。
9月からは通常レッスンに戻る予定です。
(近藤直子)