「門下生コンサート」に向けて選曲が決定した方は例年よりずいぶん早い取り組みとなりますが、少しずつ読譜に入りましょう。
約半年先のお子様の演奏力を想定して選曲しておりますので、今のお稽古曲よりレベルが数段高くなっておりますが、
たとえこの先、5月のようにコロナ自粛(政府の要請)でレッスンが中断、またはリモートレッスンになったとしても、
本番に仕上がりが間に合わないと焦ることのないように、余裕をもって取り組んでいただきたいと思います。
そしてコンサート曲の他に通常の運指課題や練習曲も休まず併行していきましょう。
ご入門されたばかりの小さなお子様も、リトミックで音楽の基礎力が身についておられるので、半年もレッスンをされたらステージで演奏ができるようなレベルになられています。
ステージデビューを楽しみにしていてください。
小さなお子様(5歳未満)へのご選曲は3月以降となります。
また、お子様が弾きにくくて苦労されているところを取り出して、レッスン中に上手に弾けるようになるまでの過程の動画や、私の参考演奏動画の一部をおうちの方にラインでお送りしています。お子様の苦労はきっとママの苦労!
お家でのお稽古が少しでも取り組みやすいよう、工夫をしております。
<コンサート曲の楽譜について>
〇楽譜は全音や春秋社版をよく使いますが、ソナタ以上のレベルの方にはヘンレ版(原典版)、ウィーン原典版、パデレフスキ版など、作曲者によってお勧めの出版社をご案内しております。
〇楽譜をご用意をされたら、レッスン指導に入る前に、コピー譜を3枚ほどご用意してください。
なぜコピー譜3枚?
数か月かけてレッスンをしていくので、私の書き込みがいっぱい!!!になるからです。
(お直しができた書き込みは必要ないので)新しいコピー譜に、<新たな注意事項>をどんどん書き加えていきます。
お稽古を進めていくうちにお子様への課題が減っていき、だんだんきれいな楽譜を使えるようになります。
最後まで課題として残った<大切な書き込み>だけ目に入るのでとても見やすく、こちらのメッセージも伝わりやすいです。
~ということで、だいたい3枚くらいコピー譜を使います。
〇コピー譜は楽譜用のファイルにはさんでお持ちください♡
↑楽譜の4隅を止めるだけなので、書き込みができます。
またはスケッチブックなどの固めの台紙に楽譜を貼っていただいてもよろしいです。
楽譜の準備をしている段階で少しずつ緊張感が出てくるようです。~と同時に楽しみでもありますね💛
今から数か月後のお子様の演奏を想像してみてください。
子供の力は無限大です。
コンサートのお稽古を通して、お子様の更なるご成長を共に見守ってまいりましょう。
(近藤直子)