数か月前のことですが、小学生低学年のピアノの生徒さんから、「ナオコ先生、この曲弾いてみてください!」と渡された曲が、
「鬼滅の刃」のオープニングテーマ『紅蓮華』。
楽譜を見る限り、シンコペーションだらけで、お子様向けとは思えないヘビーなリズムと和声進行…
昨年、子供たちの間で大ブームだった「パプリカ」とは全然違った路線です。
当時、キメツノヤイバって何?のナオコ先生には、音楽を聴いただけでは子供たちと同じレベルでときめかず(ごめんね)、
それにLisaさんって「小野リサさん」じゃないんだ💦という感じでしたが、
この<鬼滅ブーム>、テレビアニメ化した時期とコロナ禍の自粛期間中が重なって急速に認知度が上がり、
今やアニメ市場、映画市場、また音楽市場で興行収入100憶突破なんて聞きますと、
私も観なきゃ(笑)
毎夜、アマゾンプライムでシリーズ①から3話ずつくらい、まとめて観ております。
しかし、う~ん、
人間の裏表を描いた人間模様もあって感動的な場面もありますが、お子様が観るにはゾンビみたいでちょっとグロテスクなような…(私は血が苦手)。
登場人物の名前がけっこう難しいのに、子供たちはよく漢字が読めますね。(すごい)
さてピアノレッスン生だけでなく、先日プレピアノ・リトミックの男の子ちゃんからも、リトミックで「鬼滅の刃」の音楽を使ってほしいというリクエストをいただきました。
~ということでこの12月のプログラムに「紅蓮華』、登場しております!
プレピアノリトミックの月齢は教材音楽として十分使えるものの、(音楽的に)乳幼児クラスはどんな反応かなと少し心配していたのですが、
小さなお子様たちも腰フリフリ、手足バタバタしてリズムを取り出し、ご機嫌のご様子♡♡♡
さすがキメツ!赤ちゃんの心もつかむとは!
念のために音楽の差し替えも用意しておりましたが、その必要もなく、
12~1月は『紅蓮華』で、シンコペーションと裏打ちのリズムをお勉強したいと思います。
そして、
素敵なクリスマスソングもご用意しております。
今月もコロナ禍を忘れて、音楽でほっと一息ついてください。
(近藤直子)