最近、目が覚めてすぐにすることは<コロナ関連ニュース>のチェックです。
きっと皆さまも⁉
日本中、いえ世界中の人たちが同じウイルスという「敵」に悩まされ、毎日不安や心配でいっぱい。
そのような中、ピアノの生徒さんのお母さまから、<連絡ノート>にこのようなメッセージをいただきました。(ブログ紹介のご許可はいただいております)
『学校がやっと始まったと思ったらすぐに休校に戻り、夕方、塾に出かけるまでは家でゲームをしたり、ユーチューブを見たりしてダラダラ過ごすことが多くなりました。でもピアノのレッスンがあるので、毎日決められた時間になるとピアノを弾き始めます。長い時間ではないですし、上手でもないのですが、息子のピアノの音を聴いているだけでなんだか幸せな気持ちになり涙が出ました。先生、音楽ってピアノって本当に良いですね。きっと息子もそんな思いで弾いてくれているのだと思います。ピアノを習わせてきて本当に良かったです。』
お子様のピアノの音色を聴いて癒されるお母さん、きっと上手とか下手とか関係なく、ピアノの音色がおうちの中に流れている日常を、このような時だからこそ愛おしく感じられたのではないでしょうか。
以前のブログでも書きましたが、「コロナ休校」になり今までよりピアノの練習時間が取れるようになったので、
当門下生のお子様方はみなさん、一週間の課題曲の練習量が増えてきています!!!
これは不謹慎ですが、うれしい現象です。
ピアノの音が聞こえるレッスン室。
私も何でもない日常の光景がとてもありがたく、幸せに感じる瞬間が多くなりました。
岡山県でも外出自粛要請が厳しくなり、授業や学童も閉鎖になった時点で、全門下生の方に<リモートレッスン>に切り替えてご受講いただく<お願い>と、こちらの体制の<準備>は既にできておりますが、
なるべくならお子様の顔を見て、実際の音色を聴きながらレッスンをしたいのは言うまでもありません。
でも当たり前のことが今や当たり前ではなくなってきている現実。
それをただ嘆くだけでなく、刻一刻と変わる状況に合わせて、その都度、最善の方法でお子様と向き合えるようにと考えております。
まずは感染拡大防止対策を充分した上でレッスンに臨みたいと思います。
神戸・広島から通ってくださっているピアノの生徒様には4月からリモートレッスンに切り替えていただいております。
あともう少しの辛抱です。ご協力よろしくお願いいたします。
色々な形のレッスン形態を模索しながら、ピアノの音が流れる普通のご家庭の光景を守っていきましょう。
(近藤直子)