またまた楠 和夏(くすのき なつ)ちゃん、受賞されました~♥
ご報告が遅れましたが、8月4日に開催された<第13回ベーテン音楽コンクール中国予選>の自由曲部門(小学5・6年コース)において、
なんと<優秀賞>を受賞されたのです♡
昨年に引き続き、おめでとうございます。
(昨年も同コンクールで入賞されました)
なんと、と申しましたのは、実は今回なっちゃんは「コンクールに出場する為の練習」をほとんどする時間がなく、
7月に私が主催した<門下生コンサート>にご出演された時と同曲を、日が近いからちょうど良いかしら~という感じで出られたので、まさかこのような素晴らしい成績を戴けるとは!!!
うれしい~♡
なっちゃん、よくがんばりましたね~♡
演奏した曲はモーツァルトのソナタk.332第1楽章。
どなたも聴かれたことがあるような名曲ですが、
古典の名曲ほど審査員の先生方のお点が辛くシビアに出る傾向にあるので、正直ちょっと不利かなと思っていたのです。
特にモーツァルトの作品はアーティキュレーションやペダルの扱い方など一つ一つに様々な見解があり、演奏形態の好みが分かれるため、あまりコンクールでは選曲したくない曲です。
でも今回は<門下会コンサート>を終えてからコンクールまで数週間しかなかったので新曲の練習はとても間に合わず、
そして一般的に「コンクール受け」すると言われる弾き方(語弊を招く表現をあえてしますと)に修正することも、なっちゃんが混乱しないよう控え、
門下生コンサートでなっちゃんが弾かれた<演奏>の形をそのままコンクールに持って行ってもらいました。
勝負です!
発表会用に少し華やかに仕上げていた曲想が、コンクールでは減点にならないでしょうか・・・
(デュナーミクの変化の幅、そしてレガート奏法とノン・レガート奏法の選択などを、もう少し古典的に仕上げた方が良かったかしら?などと気になりつつ)
そのような心配がございましたので、<優秀賞>を受賞されたという知らせが入った時は大変嬉しく安堵しました。
<小学生5・6年の部門>で、5年生の楠 和夏ちゃんが優秀なお成績をおさめられたことは、私にとりましても今夏の良い想い出の一つとなりました。
ピアノは毎日のお稽古の積み重ねが一番大切です。
なっちゃんの努力が良い形で報われましたね。
さあ次は本選に向けて引き続き頑張りましょう!
嬉しいご報告でした。(近藤直子)