ここ数年、コンクールに挑戦したいというご希望に添って特別レッスンをさせていただき、これまでにも連続好成績で入賞されていた楠 和夏(くすのき なつ)ちゃん!
ついに2020年8月8日開催の【第14回べーテン音楽コンクール】中国地区予選(於:シンフォニーホール)において、『最優秀賞』を受賞されました。
本当におめでとうございます。笑顔から喜びが伝わります。
今回の結果発表は当日ではなく郵送での発表でしたので、ドキドキ期間が長かった分、喜びも高まりました♡
コロナ問題であらゆるコンクールが中止となった中で、この夏、感染防止対策を厳しく整えられた上で開催されたべーテン音楽コンクールは、レベルも高く挑戦者数も多いので、上位に入るにはなかなかやりがいのあるコンクールです。
和夏ちゃんが出場することを決めてからコンクール当日まで時間があまりなかったため、自由曲部門でのエントリーとなり、当時レッスンを始めていたハイドンのソナタ第50番第1楽章(Hob.XVI:37.OP.30-3)での挑戦となりました。
難しいソナタなので審査員のお点が厳しく出る曲だなあ…と指導者としてもドキドキでしたが、和夏ちゃんの日頃の努力の積み重ねが良い形となり、ほっとしました。
最近の和夏ちゃんは演奏技術の向上が著しく、表現力も増して色々なニュアンスの音色を醸し出すことが出来るようになり、今後のご成長がさらに楽しみなお子様です。
審査員の先生方の講評に和夏ちゃんへの労いや賞賛の言葉が含まれ、それは私にも大変うれしいお言葉でした。
和夏ちゃん、心に残る夏休みがまた一つ増えましたね。
そして和夏ちゃんの挑戦はさらに続き、今度はバロックの作品を加えて次の大会に挑まれます。
引き続き頑張りましょう~♪
※コンクール出場につきましては結果が伴う分、厳しさもあり、ご本人・ご家族の方からのお申し出がある場合に限ってコンクール対応のレッスンをさせていただいております。講師からコンクールの案内や出場を促すことはありません。コンクールに出場されたい方は保護者様の同意の上、連絡ノートにその旨、ご相談ください。
(近藤直子)