8月に<ベーテン音楽コンクール>に於いて優秀な成績で予選通過を果たし、中国地区大会に進出された楠 和夏(くすのきなつ 小5)ちゃん、
その時の様子はブログでもご紹介させていただきましたが、
10月13日に開催された中国地区大会で、またまた『優秀賞』を受賞されました!
すごいすごい!よく頑張りました♡♡♡
そしていよいよ12月に開催予定の全国大会に進出決定~!
2007年に創設された『ベーテン音楽コンクール』の審査基準は、「音楽性・表現力・音色の美しさ・音楽的な響き」を重視するとあります。
ピアノは弾く人によって音色が違います。
力の抜き方・体重のかけ方などの細かい所作によって色々な音が作られ、一音一音が変わります。
そこが電子ピアノと大きな違いです。
また同じ曲を演奏しても演奏者によってテンポ設定やデュナーミクの表現が違いますから、
自分と同学齢の方の演奏を『聴き比べる』ことも、コンクール会場ならではの貴重な体験だと思います。
もちろん出場直前は他の人の演奏に影響されないよう、直前まで自身の演奏録音をイヤホンで聴くなどして演奏のイメージを高めたり・・・という緊張の光景も、待合室でよく見られます。
まさに非日常的な緊張体験です。
きっとなっちゃんも、自分に近い年齢の人の色々な演奏に触れ、大きな刺激を受けたことでしょう。
さてコンクールが終わりますと、その日のうちに成績発表と、コンクール審査員から「講評」もいただきます。
審査員からの講評は時に厳しく、時に励まされ・・・
ピアノ演奏に点数をつけて評価する難しさは審査員の経験上、よく分かりますが、
点数を受け取る方も、複雑というか不思議な心境だと思います。
自分の演奏が点数になって返ってくる・・・それも含めてコンクール出場の良い体験でしょう。
さあ、なっちゃん♡
今度は全国大会に向けてプログラムを練り直し、レッスンを引き続きご一緒に頑張りましょう。
(近藤直子)